保健室の利用方法

保健室の利用について

 保健室は、皆さんの学校生活が楽しく豊かに過ごせるように、学校における健康センターとして『健康診断・健康相談・救急処置等を行う』(学校保健安全法第7条)ために設置されています。

 保健室の救急処置とは「医療機関に行くまで、また行く必要のない範囲」の応急手当に限られていますので、継続的な手当は行いません。

 保健室には二人の養護教諭がおりますので、どちらにでも声をかけて下さい。

保健室の利用のしかた

病気やケガ

  • 緊急を要する以外は、なるべく休み時間に利用しましょう。
  • 体調が悪い時は、問診票(下図参照)を記入しながら、体温と脈拍を計り、自分の生活を振り返って、原因や解決方法を一緒に考えてみましょう。
  • 薬は副作用がありますので、原則として使用しません。
  • 早退は、体温37.5℃・脈拍90回/分以上、病院受診等です。HR担任と相談し、家庭に連絡をします。

問診票

頭痛用

風邪用

腹痛用

休養

  • 症状や状態をみながら1時間を限度として休養させ、授業復帰や病院受診等の判断をします。

記録

  • 授業にかかる処置を受けた時は、「健康の記録」(下図参照)に問診票を貼付し、ケガは外科の記録簿に記入して下さい。
  • 「健康の記録」~入学時に保護者に記入をしていただくカードです。3年間の健康診断の結果や日常の健康状態、来室状況を記録し、健康管理や保健指導に活用します。

健康の記録

表紙

2ページ目

3ページ目

報告

  • 学校管理下でケガをした時には『日本スポーツ振興センター』の給付手続きを行います。
    申請の用紙「口座振替申出書」はこちらからダウンロード(PDFファイル)してください。
  • また、病院でインフルエンザ等の学校感染症の診断を受けた時は速やかに担任に連絡してください。
    感染症の診断を受けたときの報告書「出席停止の通知について」は、こちらからダウンロードできます。(PDFファイル)

心身の健康について

 高校時代は身体の変化も激しく、精神的にも悩みや葛藤が多くなるときです。身体の変化の始まる時期や速さは一人一人違いますが、いろいろな変化は確実に訪れます。また、心に問題を抱えた時はそれがストレスとなって、身体にいろいろな症状があらわれることがあります。我慢したり、無理に押さえ込むことはありません。一人で考えたり、やり抜くのは困難な時は、身近な人に相談してアドバイスや考える材料をもらうこともひとつの方法です。

 保健室では、健康で元気に学校生活を過ごすためにどんな方法があるかを一緒に考えたり、情報を提供したりしています。身体や心に不安を抱えた時は、遠慮せずに相談にきて下さい。必要に応じて、相談室とも連携を取りながらプライバシーに配慮して相談にあたります。